「母の日」のカーネーション
国民栄誉賞を贈られた、長嶋茂雄さんと松井秀喜さんの話題が多いこのごろですが、両選手の過去の記録映像もとてもよく流れてます。その中に、松井選手のプロ入り初ホームランの日付に驚いた。平成5年5月2日、まるには人生の中でも、とてもつらい日と重なっていたのでした。
母がその年明け体調悪く寝付いて、病院に運ばれた時にはすでに手遅れ、明日をも知れないと医者から救急病棟で宣告された1月18日。癌の転位が脳や肺にまで広がっているのが検査で分かり、その後、まるは仕事を辞めて毎日の病院通いを数か月。母は気休めの抗がん治療をしながら持ちこたえ、2度の自宅療養。急な病状の変化の数日後、息を引き取ったのがその日だった、そう20年前の1993年5月2日。
松井選手の幼少期の写真には、タイガースのキャップをかぶる姿が写っていたし(今はもちろん公開しないが)、金沢はどちらかというと大阪文化圏ぽいから不思議でもない阪神ファンだったと思うが、ドラフトで巨人に行ってしまったことは、もちろん虎ファンの母には残念だっただろう。若い時になぜかユニファームを着た写真があったり?、高校野球は地元はもちろん、遠方から来る学校を特に判官びいきでTVで応援。そしてプロ野球は、誘われれば甲子園に応援に行くほどのタイガースファンだった母。松井選手のプロ初ホームランの日に亡くなっていたんだと20年ぶりに知りました。ちょっと驚いた、日付の一致。
そして今日は「母の日」。小さいころ知った、母親が亡くなってる人は白いカーネーションを供えるという話。ばかばかしい。健在であろうと、亡くなっていようとかわりのない母の日に赤いカーネーションでいいんじゃないの。それでなくても、この日に寂しい思いをする事があるのだ。年負えば母親が先に亡くなるのは当然、まして子供の頃に母を亡くしていればさびしい日、病気や事故での突然の別れもあれば、永年患おうが、痴呆で顔も名前もわからなくなってしまっても、母親が亡くなる寂しさには差がないと思うまるです。
「母の日」には赤いカーネーションでいい。でも今頃は知らなくて、珍しくてきれいだからと母親に白のカーネーションをプレゼントしちゃったりとかもあるみたい(笑)。プレゼントされたら、娘なら笑って(?)注意もできるが、お嫁さんからならちょっと複雑?!なことになりそうですよね(笑)。
(←数年前の母の日アレンジ。俊水さんには今年も素敵なアレンジが並んでました)
K斐さんのお母さま(4月)と、敏子さんのお母様(7日)のご冥福をお祈り致します。
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