木皿泉「さざなみのよる」を読んだわ
先日、Y下氏が届けて下さったもう一方の文庫本が、木皿泉さんの「さざなみのよる」でした。お休み前のま夜中、なんとなく眠れなくて手に取ったら朝までに読んでしまった(笑)。なかなか面白くて。
亡くなった三姉妹の真ん中のナスミの生前のいろいろが、時を超えて広がっていくいい話でした。読み出したら止まらないわぁ~。
それに木皿さんたち(夫婦だってわかってるし、神戸にお住まいだし)、何よりあのドラマも、あのドラマの脚本も書いてることを知っているからさ~。ドラマの脚本は「野ブタをプロデュース」はあまりに有名?。でも「昨夜のカレー、明日のパン」や、実はまるは「セクシーボイスアンドロボ」が一番好き(テレビ放送は当時事件のあった件に絡むからと放送が間引かれたっけ?たしか)。ドラマも原作も面白いのが多いが、エッセイがまた面白い木皿泉さん。
さて「さざなみのよる」は、「富士ファミリー」というナスミが亡くなった後に幽霊でおばあちゃんにだけ見えるっていうドラマがあったらしい(面白そう、見たかったわ)。で「さざなみのよる」はその前日譚なんだそう(片桐はいりさんの解説で知る)。木皿さんたち死をあつかう作品多いけど、悲しすぎないのがいいのよね。ナスミも43歳で亡くなるには早いけど、水面に投げた石の波紋が広がるように、ナスミの生き方が言動がいろんな人に影響を与えていてそして広がっていた。見てるんだよって感じでさ。ほんと木皿さんたちって、あたたかいお話書かれますよねぇ。
あーまたまた、本読んじゃった。今まるってなんか逃避することあったっけ?。いつも通りなんか面倒なことがあると取り掛かるまでに逃避行動しちゃうまるなのだが今回は本だけど???あーっ年賀状?。コロナ3期で暇だからちょうどいいかもなんだけどね。
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コメント
一・二、一・二
元気で 繁盛、何よりです。
コロナウイルスなどに 負けないで 頑張りましょう!
投稿: n,miiwa | 2020年12月11日 (金) 午前 10時03分
Nるさまいつもありがとうございます。
さすがに今年はまいりました(^^ゞ
それでも月日は経ちますね。
変化の時なのでしょうね。
いつもお心がけいただき感謝です<(_ _)>
17年目も一歩ずつ行きますね。
いつも同じ日なのですが、
今年はどんな漢字一字になるでしょうね?
投稿: maru | 2020年12月12日 (土) 午前 01時39分