「つなぐ」展へ 神戸市立博物館
M輪家から頂戴した、ご招待ハガキで神戸市立博物館で行われている「つなぐ」展へ。1月までやってるけれど、今年の最初、それで失敗して「ゴッホ展」見れなかった経験から行ける時に。今年は海外からの美術品が来ない状態で行えるのは所蔵のコレクションやその周辺の文化財を利用してのこのような展示をするほかないのでしょう。コロナ禍で、大きな企画展が中止になっただろう今年。ラストに「つながり」をテーマに、当たり前だった、出会い、語らい、ふれあいを今一度考える展示としたようです。
入ったロビーには写真から再現された鹿鳴館時代のドレスと、ウエディングドレスの再現がされてました。とっても素敵でしたよ。ラストの方の展示でその神戸に住まう外国人のかたのアルバムにあるウエディングが素敵で再現はとてもいいかも?。
ただし、所蔵品はリニューアル後の「名品展」や、ずっと以前の「須磨の歴史と文化展」等も拝見しているまるには、「あーこれみたことある、この曼荼羅も観たなぁ」がめっちゃたくさんありました。仕方がないよね。
さすがに、「フランシスコ・ザビエル」画は、本物ではなかったけど、博物館でいちばん古い時代のものとされる、石器時代の石の刃?から始まる展示がされてました。石はサヌカイトだったかな?。
「南蛮屏風」はいつも見てもやっぱり面白いわ。なかなか楽しく拝見できたのは、年末でクリスマス前の平日の午後遅くの入館。今は「事前予約制」だけどまったく空いてることはわかってたし、結局5人くらいしか出会わなかったわ見学者。第二展示室(2階に至ってはほぼ貸し切り状態でした、贅沢すぎて落ち着かないわ)。それにツイートしていいとかで撮影可でした。南蛮図屏風もしかして???(レプリカだったのか?)。
ゆったりとはいえ、説明文をたくさん読む展示は意外にも疲れるもの。1階のショップに併設の、神戸では有名なTOOTH TOOTH がプロデュース運営する「凸凹茶房」のコーヒーの香りに誘われて喫茶の席に。でもつい、メニュー見て抹茶オーレにしてしまう(笑)。もう5時が来るというのに。カフェインで夜寝れなくなるのは後からの後悔。でも茶房とショップ併用の店員さんめっちゃいい感じの娘(こ)で、「どちらからですか?」とか話しかけてくれます。図録とかも今はこのミュージアムショップで買うことが出来るんだけど、ここに置いてるオリジナルはもちろん、セレクトショップの雑貨店のようでとても楽しいです。ガラスケースには入ってるが、茶籠のセット(めっちゃいいお値段)が毎回見るだけでも素敵なの。こんなので野点出来たら素敵!!。
で、そういえば前は午後4時半になったら味気ない「当館は5時に閉館致します」っていう追い立てるような放送が流れていたのだが(須磨展参照)、なんと流れなくなっていた?。きっとまるの様に考える人多かったんじゃないのかなぁ?。5時きっかりに閉まっていては文化度低いんじゃない?なんて悲しんでいた市民の一人。閉館明石市と同じ18時になってました(この展示だけ?)。ナイトミュージアムも週末やっていたりするそうですよ。
さすがに、冬至の翌日とはいえ、陽が短いのは当然で、館を出たら暗くなってて博物館の外壁の柱がライトアップされててとてもきれいでしたよ。
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